VALORANTのChampions 2026が上海で開催され、応援するチームがどこまで勝ち進み、どの地域が頂点に立ったのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、従来のリーグ形式を締めくくった本大会の出場条件や勝ち上がりの仕組みを整理し、各地域の戦績から決勝の結末までまとめて解説します。
VALORANT Champions 2026の大会ルール
VALORANTのChampions 2026は、グループステージとプレイオフの2段階で構成された世界大会です。 どちらのステージも基本的に2敗した時点で敗退となるため、初戦の結果がその後の組み合わせや勝ち上がりを大きく左右します。
ここからは、各地域の選出条件をはじめ、グループステージの進行方法や、1度負けても優勝を狙えるプレイオフの仕組みを順番に見ていきましょう。
出場枠は4地域×4チーム
出場地域はAmericas・EMEA・Pacific・CNの4つに分かれており、各地域から4チームずつ計16チームが選出されました。まず、各地域のStage 2プレイオフで優勝・準優勝を収めた上位2チームが出場権を獲得します。
残る2枠は、まだ出場が決まっていないチームのうち、年間のChampionship Pointsが多い上位2チームに与えられる仕組みです。このポイントは、地域リーグでの勝利数や順位、国際大会Mastersの成績に応じて加算されていきます。
そのためStage 2の決勝に進めなくても、シーズンを通して安定した成績を残せば出場が可能で、AmericasのNRGやG2もポイント枠から切符をつかみました。
グループステージはGSL形式
出場チームはA〜Dの4組に分かれ、同じ地域の代表が重ならないよう各組に1チームずつ振り分けられました。試合はすべてBo3(2マップ先取)のGSL形式で行われます。
まずは初戦の勝者同士が対戦し、ここで2連勝したチームが1位で通過します。反対に、初戦の敗者同士による試合で再び負けてしまうと、その場で敗退が決まる仕組みです。
1勝1敗となった残りの2チームは最終決定戦を行い、勝った方が2位で突破となります。こうして各組の上位2チーム、合計8チームが次のステージへ駒を進めました。
プレイオフはダブルエリミネーション
グループを勝ち抜いた8チームは、ダブルエリミネーション形式のプレイオフへ進みました。最初は全チームがアッパーブラケット(勝者側)で対戦し、負けたチームはロワーブラケット(敗者側)へ移ります。
ロワー側でも敗れると後がなくなり、その時点でトーナメントから脱落します。一方、アッパー決勝に勝ったチームはグランドファイナルへ直行し、敗れた側はロワー決勝で最後の1枠を争いました。
通常の試合と異なり、ロワー決勝とグランドファイナルのみBo5(3マップ先取)で争われます。決勝に再戦の権利はなく、この大一番の勝者が世界王者に輝きます。
【地域別】VALORANT Champions 2026の上位チームと最終結果
VALORANTのChampions 2026では、各地域の代表チームによる激しい上位争いが繰り広げられました。最終的にベスト4へ勝ち残ったのはAmericasとEMEAの代表のみで、アジア勢は準決勝を前にすべて敗退しています。
ここからは、優勝・準優勝を果たしたチームの戦いぶりをはじめ、各地域が残した具体的な戦績を順番に見ていきましょう。
Americas
AmericasからはLOUD、G2 Esports、100 Thieves、NRGの4チームが出場しました。プレイオフでLOUDはPaper RexとNRGを次々に破り、アッパー決勝の接戦も制してグランドファイナルへ一番乗りを果たしています。
100 Thievesは初戦でG2に敗れたものの、ロワー側でNongshim RedForceとNRGに2連勝を飾りました。さらに16日のG2との再戦も2-1で勝ち切り、ロワー決勝まで進んでいます。
最終順位はLOUDが優勝、100 Thievesが3位、G2が4位、NRGも5〜6位に入るなど、4強のうち3枠を同地域が占める結果となりました。
出典:@VALORANTjp
EMEA
EMEA代表はTeam Vitality、FUT Esports、Team Liquid、Karmine Corpの4チームです。このうちVitalityだけがグループを突破し、ほかの3チームは初戦と敗者戦で連敗して姿を消しました。
Vitalityはグループ戦でGlobal EsportsとLOUDを破り、プレイオフでもNongshimとG2を下してアッパー決勝へ進みます。その後のLOUDとの再戦では1-2で敗れ、ロワー側へ回りました。
それでも17日のロワー決勝で100 Thievesに3-1で勝利します。18日の決勝では再びLOUDに1-3で阻まれたものの、EMEA勢で唯一上位へ食い込み、堂々の準優勝を収めました。
Pacific・CN
PacificからはPaper Rex、Nongshim RedForce、Global Esports、T1が参加し、Global Esportsを除く3チームがグループを通過しました。
しかし、Masters Santiago王者のNongshimと同準優勝のPaper Rexがともに9日の試合で敗れ、7〜8位に終わります。最後まで残ったT1も11日にG2へ1-2で屈し、5〜6位で大会を終えました。
また、地元CNのJD Gaming、Xi Lai Gaming、TYLOO、EDward Gamingは、全チームがグループステージで1勝も挙げられずに敗退しています。結果として、両地域とも上位進出はなりませんでした。
まとめ
VALORANTのChampions 2026は、世界4地域の代表が年間王者の座を争った最終大会です。10月18日の決勝ではLOUDがVitalityを破り、2022年以来となる2度目の世界制覇を達成しました。
2027年からは長期の地域リーグ戦に代わり、OpensやCupsを中心とした大会形式へ移行します。パートナーチーム制度は継続されるため、新体制での戦いにも注目が集まるでしょう。

