世界大会の中継やSNSを見て、「PRXってどこの国のチームだろう」「どんな選手がいるの?」と気になった方も多いはずです。攻撃的なプレイスタイルで世界中を沸かせるPaper Rexですが、その成り立ちや選手構成には興味深い背景があります。
この記事では、ペーパーレックスのメンバーが持つ背景や担当ロールをはじめ、競技シーンで残してきた激闘の足跡を詳しく紐解いていきます。
ペーパーレックス(PRX)はどこの国?
Paper Rexは、シンガポールを拠点にVCT Pacificの第一線で戦うVALORANTのプロチームです。「W-Gaming」と称される積極的な戦術と高いフィジカルを武器に、世界の強豪と名勝負を演じてきました。
2020年1月、元CSプロ選手のHarley “dsn” Örwall氏らによりシンガポールで設立されました。2022年9月には、VCT Pacificの初期パートナー10チームの1つに選ばれています。
初年度となった2023年のVCT Pacific Playoffsでは強豪DRXを破り初代王座を獲得しました。2026年現在もパートナー組織として、最上位の舞台で熱戦を届けています。
ペーパーレックスのメンバー紹介
2026年9月現在、Paper Rexは5名の精鋭ロスターで戦っており、得意ピックや戦術面での役回りは多彩です。各選手の特徴を把握しておくと、誰が前線を切り開き、誰が試合をコントロールしているのかが見えてきます。
ここからは、Jinggg選手、something選手、f0rsakeN選手、d4v41選手、invy選手のプレイスタイルや役割を個別に見ていきましょう。
攻撃を牽引するJingggとsomething
Jinggg選手はシンガポール出身で、2021年からチームの前線を牽引してきました。レイズを操り、ブラストパックで一気に距離を詰めるエントリーを得意とし、2026年にはハーバーやウェイレイも披露しています。
一方、ロシア出身のsomething選手は日本のFENNELで圧倒的な実績を残したのち、2023年に加入しました。ヨルを軸に相手陣へ鋭く圧力をかけつつ、ソーヴァも高水準で使いこなすなど、状況に応じた柔軟な立ち位置の変化が強みです。
構成を支えるf0rsakeN・d4v41・invy
f0rsakeN選手はインドネシア出身で、2021年からチームを支えるフレックスプレイヤーです。2026年7月31日のTeam Secret戦ではゲッコーをピックし、公式戦で全29エージェントを使い切る偉業を達成しました。
d4v41選手はマレーシア出身で、ヴァイパーやキルジョイ、チェンバーなど幅広い役回りをこなします。
2025年12月に加わったフィリピン出身のinvy選手は、ソーヴァやフェイドを軸に的確な索敵とスキル連携で仲間を支える頼もしいイニシエーターです。
ペーパーレックスの主な実績
Paper Rexは2022年以降、世界最高峰の舞台で何度も上位に進出し、2025年のMasters Torontoで初の世界タイトルを勝ち取りました。
所属選手たちは2026年に入ってもPacific Stage 1での優勝やMasters連続準優勝など成果を挙げており、その強さは健在です。
ここでは、2022年から2026年までに刻んできた戦歴を時系列に沿って振り返ります。
2022年から2024年の躍進とPacific制覇
PRXが初めて世界大会の決勝へ進んだのは、2022年のMasters Copenhagenでした。FunPlus Phoenixに2対3で惜敗したものの、堂々の準優勝に輝いています。
2023年にはVCT Pacificの初代王者となり、Masters Tokyoで3位、Championsでは世界2位へと駆け上がりました。
2024年もPacific Stage 1を制してMasters Madridを3位で終えるなど、国際大会で常にトップ争いを演じてきました。
2025年の世界一獲得と2026年の連続準優勝
2025年のPRXはMasters TorontoでSentinelsなどを撃破し、決勝でFNATICを3対1で破り待望のVCT国際大会初制覇を達成しました。
同年のPacific Stage 2も制し、Champions 2025ではベスト4まで勝ち進んでいます。
2026年に入ってもPacific Stage 1で優勝を飾り、Masters SantiagoとMasters Londonで2大会連続準優勝を果たすなど、確かな実力を証明し続けています。
まとめ
Paper Rexは2020年に設立されたシンガポール拠点のチームで、現在はVCT Pacificを主戦場に活躍しています。
2026年9月現在のペーパーレックスのメンバーは、d4v41選手、f0rsakeN選手、Jinggg選手、something選手、invy選手の5名で、全員が異なる国籍を持つ多国籍ロスターです。
2025年のMasters Toronto制覇後も、2026年のPacific Stage 1優勝や2大会連続のMasters準優勝など、世界のトップシーンを牽引しています。

